情報確認日:2026年10月14日
NotebookLMのチャットビューへのリンクだけを渡しても、資料への閲覧権限を完全に取り消せるとは限りません。 Googleの現行公式ヘルプは、ソースや成果物を非表示にする表示方式で、閲覧者の基本的なアクセス権は残る場合があると説明しています。見せられない資料を入れたノートブックは、表示を隠すだけで共有しないでください。
共有相手の「閲覧者」は、ソースとメモを読める
2026年10月14日に確認したGoogleのノートブック作成・共有の案内は、「Gemini Notebook」という製品名で掲載されています。NotebookLMの旧ヘルプからも現行ヘルプへ誘導されます。この記事では、NotebookLMで資料共有を調べる読者に向け、現行ヘルプの内容を説明します。
限られた人と共有する際は、ノートブックの共有設定に相手のメールアドレスを追加し、閲覧者または編集者の権限を付けます。公式は、閲覧者には共有されたソース文書とメモの読み取り権限があり、編集者はソースやメモの追加・削除、さらに別の人への共有ができると説明しています。
| 設定・方式 | 相手にできる主なこと |
|---|---|
| 閲覧者 | 共有されたソース文書・メモの読み取り |
| 編集者 | 閲覧に加え、ソースやメモの追加・削除、追加共有 |
| チャットビューへのリンク | チャット中心の表示。ソース等の基礎アクセス権が完全に消えるとは限らない |
| 公開リンク | Googleアカウントを持つ、リンクを知る人がアクセスできる方式 |
チャットビューの公式注意書きは、表示されていない資料へ別の操作で到達する可能性も説明しています。これは単に「相手の画面にソース欄が出ていない」だけでは機密資料を保護できないということです。
見せられない資料は、共有するノートブックへ入れない
安全に共有する具体的な方法は、公開・共有に必要な権利のある資料だけで別のノートブックを作ることです。内部用と共有用を分け、共有用にはその目的に必要な資料だけを置きます。
社内メモ、顧客名、非公開の契約、購入した電子書籍などをまとめたノートブックから、回答だけ見せたい場合は、チャットビューで隠す方式を情報の保護策にしないでください。必要な回答を別の文書へ取り出し、その文書の内容と共有権限を点検する方が管理しやすくなります。
Googleは、エクスポートしたGoogleドキュメントやスプレッドシートに、元のノートブックの共有権限は引き継がれないと説明しています。外へ保存したファイルは、保存先で権限を別に設定します。ノートブックを非公開に戻しただけで、外部ファイルの共有まで止まると考えないでください。
「コピーを許可しない」も、内容の持ち出しを完全には止めない
現行ヘルプは、共有相手がノートブックをコピーすることを許可する設定を案内しています。コピーを許可すると、ソースとStudioの成果物を含む複製が可能になります。チャット履歴とメモは、ノートブックコピーでは引き継がれないと説明されています。
コピーを許可しない場合も、アクセス権があるノートブックの内容はコピーできると明記されています。複製ボタンを止めることと、読み取れる文章を保存させないことは同じではありません。
いったん相手が取得した文章、ファイル、画面画像は、共有を解除しても自動回収されません。共有前に内容を絞る理由は、この点にもあります。
一般公開リンクは、招待した人だけの共有とは違う
公開ノートブックの案内は、共有設定を「リンクを知っている全員」にする方法を示しています。ノートブックを開くにはGoogleアカウントが必要ですが、招待したメールアドレスの人だけに限定する設定とは違います。
現行ヘルプは、一般公開ノートブックの成果物を共有した場合、成果物へのリンクを知る人はログインなしで表示できるとも説明しています。ノートブックと、その中から共有した成果物を同じアクセス条件として扱わないでください。
公開を止めるには、所有者または編集者が共有設定を「制限付き」に戻す方法が案内されています。停止後は新しい訪問者が以前の公開リンクでアクセスできなくなります。すでに取得されたコピーについては別の対応が必要です。
共有前に、相手の権限で一度表示を確かめる
所有者の画面では共有相手と同じ範囲になりません。機密情報を含まない確認用ノートブックで、予定する権限を使い、相手側に見えるソース、メモ、成果物、コピーの設定を確認すると具体的に判断できます。
点検する内容は、対象ノートブック、共有先メールアドレス、閲覧者・編集者、公開リンクの有無、コピー許可、個別成果物の共有リンクです。共有の目的に不要な編集者権限を付けないことも、追加共有や削除への対策になります。
スマートフォンでは、機能に制限がある場合があると公式は注記しています。設定が見つからなければWeb版の共有画面を確認します。仕事用・学校用のアカウントでは管理者や組織のルールも確認してください。
電子書籍と著作権の条件は、資料ごとに確認する
公式は、Playブックスの電子書籍をソースにした場合、相手に購入を求める条件や一般公開できない成果物があると説明しています。ノートブックへ追加できることが、その内容を誰にでも配布する権利を意味するわけではありません。
Gemini Notebookのプライバシーと利用規約も、アカウントと用途に応じて確認します。共有先から見える資料を先に絞り、表示方式とアクセス権を両方確認すると、回答を見せる目的と資料の取扱いを一致させられます。
参照資料
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執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT
