情報確認日:2026年10月5日
OpenAIの旧読み上げAPIを使うアプリは、2027年1月6日の提供終了に向けて移行の準備が必要です。APIは、外部のアプリからAIを呼び出す仕組みです。動画ナレーションなどに使っているモデル名を確認してください。OpenAIは2026年10月1日に終了を予告しました。OpenAIの提供終了予定
今回の対象は、自作アプリや外部サービスがAPIで指定するモデルです。ChatGPTの読み上げ機能とは対象が異なります。外部サービスを使っている人は、運営元の対応予定も確認してください。
終了対象は4モデル。アプリの現在の設定で照合する
公式一覧にある対象は、tts-1、tts-1-hd、gpt-4o-mini-tts-2025-03-20、gpt-4o-mini-tts-2025-12-15です。推奨移行先にはgpt-realtime-2.1-miniが示されています。終了日と推奨移行先
アプリの設定欄、呼び出しコード、契約している音声生成サービスの仕様から、現在のモデル名を調べてください。「OpenAIを使っている」とだけ書かれている場合は、運営元へ尋ねます。
サービスを利用している人は、運営元に「現在のモデル名」「提供終了への対応予定」「音声や料金の変更予定」を尋ねてください。回答がいつ得られるかも聞いておくと、制作の日程と照合できます。
記事や古い設定例を参考にするときも、使っているサービスの現在の設定と照合してください。終了対象かどうかは、実際に指定しているモデル名で判断します。
推奨先はRealtime API。接続方法と音声生成の処理を点検する
GPT-Realtime-2.1 Miniは、音声やテキストをリアルタイムにやり取りするモデルです。アプリから接続する方式として、WebRTC、WebSocket、SIPが案内されています。移行先のモデル情報
従来の「文章を送り、完成した音声ファイルを受け取る」実装から移す場合は、Realtime APIの接続とイベント処理に合わせて、アプリの構成を点検してください。イベント処理は、生成の進行や結果の通知に応じてアプリを動かす処理です。モデル名の変更だけで同じ動きになるかは、確認できていません。Realtime APIの導入ガイド
公式の会話ガイドには、接続中の会話を管理するセッションの設定や、テキスト・音声・生成結果の扱いが説明されています。ナレーション用途では、指定した原稿を最後まで読み上げ、必要な形式で保存できるかを試してください。Realtimeの会話と生成結果
料金は、同じ原稿の入力・出力の使用量で比較する
移行先の標準料金は、100万トークン当たり、テキスト入力0.60ドル、テキスト出力2.40ドル、音声入力10ドル、音声出力20ドルです。トークンは、AIが処理するデータ量を数える単位です。AIへ渡す原稿や音声と、AIが返す文章や音声で単価が分かれています。公式料金表
同じ原稿を処理し、実際の入力・出力の使用量と総費用を比較してください。文章1,000文字の費用も、文字数だけでは一律に計算できません。セッションの使い方や、会話の文脈をどこまで残すかも点検します。
編集部は、短い告知文、固有名詞の多い原稿、長いナレーションの3種類で試す方法を勧めます。数字の読み方や間、話す速さに加え、音声ファイルの長さと費用を記録すると、制作への影響を判断しやすくなります。
声・全尺の読み上げ・保存・編集ソフトへの取り込みを試す
連続するシリーズでは、新しいモデルの声とテンポを、これまで使った音声と比べてください。声が完全に一致するかは、確認できていません。変化があった場合の扱いも、制作側で決めておきましょう。
編集部の提案は、終了日に本番を一斉切り替えするのではなく、少数の原稿で「生成」「全尺の聞き取り」「保存」「編集ソフトへの取り込み」を一通り試すことです。保存に成功しても、末尾が欠けていないか、数字が正しいかは音声で確認します。
現在の声や設定を使う予定の予約案件は、納期と移行予定を照合してください。外部サービスを使う場合は、同じ原稿で比較できる試験機能があるかを運営元へ尋ねましょう。
本記事では移行コードの実行、日本語音声の品質、費用を実測していません。終了予定は変わる可能性があるため、実際に切り替える際は、公式の提供終了一覧を再確認してください。

