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大量の文章処理をAPI Batchに回せる?50%割引・24時間・失敗分の再実行

情報確認日:2026年10月14日

すぐ返答が要らない大量の文章処理は、対応するOpenAI APIのBatchへまとめられます。通常の同期APIに比べ50%割引で、24時間の処理枠を使います。ただし全件成功を保証する意味ではありません。リクエストごとの識別子、成功・失敗の記録、失敗分だけの再実行が必要です。

対話より、待てる大量処理に向く仕組み

OpenAIのBatch APIの公式ガイドは、まとめたリクエストを非同期で送り、完了後に結果を取得する方法を説明しています。

たとえば、大量の文章を分類する処理、同じ基準で回答を評価する処理、資料群を検索用に処理する作業などが用途として挙げられています。入力のたびにすぐ答えを表示する対話とは、待ち時間の条件が違います。

BatchはAPIの機能です。ChatGPTの月額プランの画面で文章をまとめて貼り付ければ、同じ割引のBatchになったという意味ではありません。API側の利用設定、対象モデル、料金を確認します。

50%割引と、利用枠を混同しない

公式ガイドは、通常の同期APIとの比較で50%の料金割引を案内しています。これは処理が無料という意味ではなく、実際に使うモデルと入力・出力の量で費用が生じます。

仮に、同じ対応モデル・同じ量の処理が通常料金で100円になる条件なら、Batchの対象料金は50円相当という考え方です。説明用の仮定であり、個別の作業の見積額ではありません。

Batchの処理上限は、通常のモデルごとのAPI上限とは別の枠です。しかし、別枠だから料金の支払いや、Batch自身の上限が不要になるわけではありません。

モデルごとの待機中の入力トークン上限もあります。使用するアカウントのPlatformのLimitsで確認してください。大量処理の前には、数件の入力と結果で内容と費用の見込みを確かめます。

1行1件の入力を作り、同じモデルでまとめる

入力は .jsonl 形式で、各行に一つのAPIリクエストを記載します。各リクエストに、同じバッチ内で一意の custom_id を付けます。

本文の処理なら、元データの管理番号などと識別子の対応表を残すと、どの文章の結果かを照合できます。同じファイル内のリクエストは同じモデルを使うという条件も確認します。

現行ガイドはResponses、Chat Completionsなどの対応エンドポイントを掲載しています。使いたいAPIやモデルが対応するかは、送信前に現行の一覧を確認してください。古い例のモデル名をそのまま採用する必要はありません。

1バッチの上限は5万リクエスト、入力ファイルは200MBです。埋め込みのバッチには、全リクエスト合計の埋め込み入力数の上限もあります。ファイル容量が小さくても、別の上限へ達する場合があります。

登録から結果取得までの流れ

工程 確認すること
入力を準備 形式、識別子、モデル、対応API
ファイルを登録 Batch用の入力ファイルとして登録
バッチを作成 入力ファイル、対象API、24時間の処理枠
状態を確認 処理中、完了、失敗、期限切れなど
結果を取得 出力ファイルとエラーファイル、元データとの対応

バッチ自体が作成できたことと、すべての文章が処理できたことは別です。状態だけでなく、リクエストの成功・失敗数と、出力・エラーファイルを確認します。

結果の順番は、入力の順番とは限らない

公式ガイドは、出力行の順序が入力行と一致しない場合があると明記しています。「入力の3行目には結果の3行目を付ける」という対応方法では、別の文章へ結果を付ける恐れがあります。

各結果に含まれる custom_id で元データと対応付けます。成功したリクエストの結果は出力ファイル、失敗したリクエストの情報は error_file_id のファイルへ記録されます。

完成状態のバッチでも、個々のリクエストにはエラーがあり得ます。期待した件数との差があれば、識別子を使って未処理・失敗・成功を確認します。

期限切れとキャンセルは、成功分まで無料にしない

24時間の枠で完了しないバッチは、期限切れの expired になる場合があります。未完了のリクエストは取り消され、完了した結果は取得できます。完了分で消費したトークンは課金対象です。

期限切れのエラーは batch_expired として記録されます。元の入力と照合し、未完了分だけを新しい入力へまとめ直します。成功したものまで全件再送すると、同じ処理の費用と結果が重複します。

キャンセルも即時の全停止とは限らず、処理中のリクエストが終わるまで最大10分の cancelling 状態を経ると案内されています。操作後に最終状態と取得できる結果を確認します。

結果の保存期限と、確認先

公式ガイドでは、出力ファイルはバッチ完了から30日後に自動削除されます。業務記録として必要な結果は、保存期限内に取得し、入力、識別子の対応、成功・エラー記録と合わせて保管します。

実行方法はBatchの公式ガイド、アカウントの上限はPlatformのLimits、価格は使用モデルのAPI料金表が確認先です。対話の速度が不要な作業を選び、処理単位と失敗分を管理すると、割引の条件と確認の工程を両立できます。

参照資料

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執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT

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